2018年05月04日

式年祭 春日神社

黒川 春日神社 例大祭 式年祭が執り行われ、とーしろオヤジも参列、参拝いたしました。

先に開始時間を早めて通年の例大祭が行われました。
厳かな神事のあとに式三番、能2番、狂言1番が舞台で舞われ、例年よりいくらか時間調整をされているようで午後1時過ぎには例大祭は終了しました。

午後2時になりますと、神事のあとに一旦神社から離れていたお客さんも戻り、神社の観覧席は人で溢れ、座る場所がなくなるほどの込み具合になりました。皆さん、20年に一度の行事はぜひとも見たいのです。空間を譲り合いなんとか座って舞台を見つめます。


王祇様が現れました。真ん中の王祇柱にもせかけ、王祇守が手で支えています。
 


上座/下座、両座の衣替えを済ませた王祇様(3本の柱に紙垂(しで)を巻いたもの)毎年、紙垂を巻いていき徐々に王祇様の頭が大きくなります。20年後にまた神様の床屋に行ってすっきりするわけです。(紙を切るのではなくまき直しなので鬘を交換するよなかんじ)


あいにくの小雨ですが、村の人々にも是非見ていただきたい強い想いで王祇様は神社の廻りをくねります。



上座の王祇様





下座の王祇様




「今回はなんかいくねらえる?」

「雨が強くなってきた、濡れる!」

「もっかい くねりちゃっ」

20年前は1回でいっぱいだった、今回は2回くねることができた。



ひょっとして下座の王祇守の若者は10年前の出羽の守の綱打ちの、座敷の神様の前まで運ぶ綱かつぎの若者ご本人でしょうか。
(力強い輪郭の男前はよく似ています)



(もし、違ったらごめんなさい)





すべての行事が終了し、お客さん招待者と氏子役者スタッフの懇親会です。

自分は兄夫婦と、家内と4人で出席しましたが、周りには名の通った方々が大勢座っておられます。

酒井家当主 酒井忠久様 先日、少しお話と写真を一枚撮らせていただきました。
5月3日はご自分の誕生日だそうで、黒川の例大祭に参加されると誕生日を祝って
もらってるようでうれしいとおっしゃっていました。

鶴岡市長 皆川おさむ様 お会いするのは初めてです。さわやかな弁舌。
のったらくったらの市議会を揺さぶり、市民のために頑張っていただきたい。

とーしろオヤジの隣は自分の産土(うぶすな)の神様、貴船神社の宮司さま。
小学校からの友人で秀才女子の妹の旦那さんです。秀才女子とは5月1日に10人ほどの同級生と一緒に楽しく飲んだばかりで宮司様もそのことをよく知っていました。


席次表の中にすごい方の名前をみつけ、一気にテンションが上がりました。なんと、オヤジが黒川能に本格的に興味を持った最初の本 月刊「太陽」の船曳由美さん ご本人が2列向こうに座っておられる。なんと。


下記は2008年9月6日に載せた記事ですが、1966年の月刊「太陽」です。
黒川能の特集記事が、黒川能を全国区に押し上げた起爆剤になった本です。

ここに大地踏み3歳最年少記録を持つ「んだblog仲間」のどぜおさんや
高校生の頃、女子高生の黄色い声を独占したイケメン役者の伊右衛門さんが
大地踏みをした写真も掲載されています。

http://ideha2001.n-da.jp/e108113.html






その特集記事を書くためにたぶん寝泊まりしながら2年以上もかけて、取材をし、
写真をとり、じっちゃん、ばっちゃんの話を聞き、歩き回る大学出て間もない
船曳さんがいたのだと思います。

それと農業詩人の真壁仁も黒川能を世間に知らしめる大きく深い取材をされた頃。


席次表の文字にいてもたってもいられず、この本の写真を元にPCで書いた
どぜおさんの大地踏みの絵を開いて会いにゆきました。
舞い上がって言いたいことがうまくまとまりませんが、大地踏みの絵をみて
「しんかチャンによろしく伝えてください」と間違いなくおっしゃいました。

そして、さっき彼の床屋さんに行って伝えてきました。彼はたいそう喜んで、
「あの写真を撮ってくれたのはだれかな、船曳さんは今78歳くらいか」
かなり船曳さんに会いたそうでした。





上の写真は懇親会で手土産にいただいた風呂敷です。

黒川の皆様には大変お世話になりました。

いつ、だれがどのように伝えたか諸説あり、詳らかでないとはいうものの、『団結力と伝承の力、隣人を気遣う強い優しさ』こそが黒川の存在意義ではないかと思うようになりました。


次の20年に向けて、さらに末永く、健康に留意され、明るく楽しく、強く技と伝統を受け継いでいけますよう、心よりお祈りいたします。






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Posted by とーしろ at 15:20│Comments(0)黒川能
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