2016年03月01日

第23回 蝋燭能 第一部

黒川能 2月のイベント 「蝋燭能」 第一部 観能

本家、本物の、2月1日の王祇祭を見るのが夢です、が、やたらと踏み入れるわけにもいかずと、思っていて、少し気楽に蝋燭能と5月3日の例大祭を見る機会が多いです。





(冒頭の写真は見事な構えの上座の「獅子」から)





550年、いや、春日神社の屋根の装飾品の「蟇股」(かえるまた)の様式から、専門家の目では春日神社は1200年前の創建では・・という説もあるそうです。建築物として丈夫で格式が高い純和風建築、断熱材はおろか隙間風の寒さはさすがに月山のふもと。男でもケツと腰が冷える。

なんてひ弱なことを言ってると、神様から言われそうです。
「さんびなやだぐで、もんくばっかしこぐなだば、見ねたていぃぇ!」

いつもは和服にだっぷら(段袋)で来るのですが今年は鼻水たらして洋服です。
ダウンジャケットより和服の方が暖かいことを認識しました。

さて、

春日四所明神の神事のあと、蝋燭の火入れ式が行われる。



最初の写真はは赤く写っていますが、私のカメラ(OM-D、EM-5)では色温度を最終的に2250にしてます。



下座の「小袖曽我」

父親の仇を討つ絶好のチャンスと了解を求める兄弟の決意、
母親から勘当を言い渡された弟。許しを乞う兄貴。
最終的に勘当を解く母親。武家のしきたりの中の親子の愛。
(うーーん、ちゃんと理解出来てない。すまん)












狂言「禰宜山伏」

神様に仕える「禰宜」と、横柄な山伏と、それを諫める茶屋の主人の面白い掛け合い。実は子供が演じる「大黒様」がとてもかわいくて、大人たちを食ってしまった。凛とした立ち姿はこれから楽しみな役者に成長することだろう。














黒川の狂言はなかなか人気があるといわれる。プロの狂言師はキレのある動きと言葉のメリハリが美しいが、少し体温が低い感じがする。黒川のそれは、プロのそれとは違う場所にいる。とぼけた面白さの中のふくよか。ゆったりしていて温かい。



上座の「獅子」

文殊菩薩が乗っているはずの獅子がいない!
探そうと思ったら天竺にいるらしい。
行ってみれば、ボタンの花が咲き乱れる野で
うれしそうに戯れ遊んでいたという、めでたいお話。














獅子の戯れる舞のダイナミック、グルリ回転する時のキレの良い動きが美しい。

この頃になると炎が暴れる蝋燭もあり、顔はすすでうすら・・案外汚れていなかった。


神様に礼を尽くす 








さて、黒川に向けて、とーしろオヤジの希望と未来は次の「交流会編」へ。









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Posted by とーしろ at 12:00│Comments(0)黒川能
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