2018年09月11日

安倍 VS 石破





自民党総裁選の圧倒的有利と言われる安倍総理、対する石破元幹事長。
二人の意見の違いの一番重要な憲法改正の話。

安倍総理:
〇9条2項に掲げられる戦力不保持」はそのまま残し、自衛隊を追記するのみ
で、何が何でも急いで改正してしまいたい。

石破元幹事長:
〇9条2項を残したままだと自衛隊の意義が曖昧なままなので、2項をいったん削除し
自衛隊は国を守る戦力であることを明記する。かつ、どのように行使するか、何は
してはいけないか明記する。
これが大事だ。
重要な改憲なので国民の理解が必要。慌てて決めることではない。


どちらが正しいかは小学生でもわかる。
安倍総理の改憲案では、日本国憲法では戦力ではない、外国から見れば立派な軍隊だ
という矛盾を払しょくできない。またしても海外での国際的安全協力の範囲に悩みを抱える。
どう考えても石破案の方が絶対的に誠実で正しい。

自民党の中でも意見は二分されているというが、この件に関してだけ言えば、安倍総理案を担ぐ議員さんたちにはあきれる。自衛隊の在り方に関する過去の報道や議論を少しでも記憶しているのか、どこに問題があるか、国会議員になっても理解していない。「国のために努力する自衛隊の方々に報いるため」という感情論を言う前に、言うならなおさら「どうすればすっきり立場が明確になって活躍できるか」考えてみてくれ。  とおもうが頭の悪い奴らには無理みたいだ。 もっと頭が痛いことは、自民党がろくな政治をしていないのはあきらかだが、他のすべての党は政権運営すらできないことだ。政治家不作がずっと続く。
  

Posted by とーしろ at 10:09Comments(0)社会・政治

2016年12月01日

知恵のない「もんじゅ」

誰がどう判断すればこうなるのか・・・











知恵のなかった「もんじゅ」は誰が責任取るのか。
安全について、溶接個所を含めた100%完璧な技術と、
まったくミスを犯さない完璧な運用とがとてもとてもでき
なかったことの反省は曖昧なまま、「次」ですか。

人間の知恵と運用能力でカバーしきれない神の世界に
手を突っ込む愚かをまだやるんですかっての。

国民の多くは望んでいないと思うが、誰の決済とるのか。
誰の責任で。責任をとると言っても、何もしないだけだが。



福島で12兆円、これからも廃炉までかかり続けるコストは誰が負担する。
国か東電。東電が払う分だって電気代から出すのだから全部国民じゃないか。
上乗せになるだけのアフォらし。


放射性廃棄物を埋める場所は地球上には無い
あるとすれば推進する人の家の庭






二つの記事の鏡対称 


高速増殖炉 「もんじゅ」 の難しさ 



こんなものが経済発展というお題目の上でで欲しいですか?

ほんとに欲しいですか、、、と聞きたい。

「もんじゅ」の管理団体だってトップクラスの優秀な(名目は)
良い大学を出た人達の集まりです。その人たちがもんじゅの前では

ただの「ばかやろう」でしかなかったのです。責任もとれない、もてない
何をしたらいいかわからなかったのです。

もう一個、作っても同じことの繰り返しです。









もう一つ、おとうさんの生み出した財産にしがみつきつつ
・・・・・倅 「アトム」が泣いている。
こんなのアトムじゃない! なぜ、ゲーム。 
 

  

Posted by とーしろ at 08:01Comments(4)社会・政治

2016年05月03日

トランプと女性カード

アメリカ大統領選挙から目が離せない。

シンプルな選挙しか知らない我々には、選ばれ方が複雑でなかなか理解しにくいシステムなんだけど、まず予備選挙で2大政党から一人ずつ候補者が選ばれ、二人の候補者が一騎打ちとなる。

誰が選ばれるかによって、日本にも大きな影響があるので面白がっているわけにはいかないが、トランプ氏の登場は話題満載だ。トランプの「アメリカ軍のアジアからの撤退」には興味が湧くものの、なぜアメリカ軍がアジアに展開しているか、それと、費用負担の中身を誤解しているようなので彼が選ばれたら大変なことになりそうだ。

ヒラリーも日本には手強いことを言っているのでもろ手を挙げて応援というわけにもいかない。


今日(5月3日)のニュースで面白い話題を見つけた。





トランプ氏が言うには、ヒラリーは女性だから票を集めている。これからも「女性カード」を使うしかないのだ。

ヒラリーはすかさず「女性カード」を作り配布し始めたら、とんでもない注文殺到状態になった。

なんて国だ。

しかし、トランプ陣営はヒラリーよりたくさんの「カード」を持っている。なにせ、トランプだからな。

さらに、52枚だけ使って「ババ抜き」なんてことになったら、ヒラリーは選ばれない。
  

Posted by とーしろ at 07:58Comments(0)社会・政治

2016年04月29日

舛添知事の愚か度




昨日の記事に追記しておきたい。




出張で一度に5000万円使った悲しい知事


舛添知事の会見に物申す。

① 「公用車は動く知事室」というのはその車の性能や機能としてはそうだろうけれども、ここで問題なのは自分の別荘に行く交通手段として公用車が適切かということ。「自宅の風呂が狭いので、足を延ばせる別荘の風呂に入りたい」 そんなことは勝手にしてくれ。金持ちのくせに狭い風呂を作ってしまうとはなんと愚かな。さっさと改善すればいい。多くの人が問題にしているのは、別荘に行くのに税金を使って移動することじゃないでしょということ。公私混同も甚だしいし、文脈が合っていないし説明でも何でもない。

②海外出張=物見雄山と言った方がよいか知らないが、ファーストクラスを使うことや空港に貴賓室を確保すること、最高級ホテルのスイートに宿泊することが一体なんなのと思う。尋ねた国の要人と会うのに、公務時間内なら執務室にお邪魔するだろう。公務時間外に自分から会いに行くなら「急用でお会いしたいがどこに伺いましょうか」と問わねばならないだろうし、相手から急用があるときは会談場所は地元であるあっちが用意するに決まってる。誰が外国から来た要人のホテルの部屋に来るものか。お友達付き合いで行くなら可能性はあるが、都市の首長としての公用なら不自然だ。つまり、東京都知事が海外に出張した先に自分で「要人と会う場所」を準備し使うことはどう考えても無いのではないか。しろーとが考えてもわかることだし、報道でも舛添知事が出張先で用意した貴賓室を使用したことは無いと言っている。

偉い人が偉そうに見せることが「恥ずかしくない行い」と思っているなら恥ずかしい人間だ。スイートに泊まり、貴賓室を予約し、偉そうに見せる行為は、まさに「虎の威を借る・・・」そのものではないか。かっこをつけるために都民の血税を無駄使いする権利など誰にもない。

舛添知事が民間企業の偉いさんならどんな贅沢なことをしても誰も何も言わない。言えない。
血税で行動してる首長だということ。偉いのではなく公僕の責任者だという認識を持つべき。

テレビで見るにつけ、良い大学も出て学者として活躍を続けてきた姿にもう少し良い印象で捉えていたが、実は人として男として底の浅いくだらない奴だったのかと改めて思う。そういう人間の考えることと行動はろくなものではないのではないか。

それに「都市外交」などという言葉を捻り出してるが、外交は国の仕事であって地方の知事に外交を行うことはできない。「地方の交流」というのが正しい認識だろう。視察という名の見物、世間話をしてワインを飲む以外に何かするのか。

都民の税金を自分の見栄のために無駄に遣われたのではたまったものではない。知事として宿泊場所や移動手段に、安全とフットワークが確保されればよいことではないか。自分のことはできるだけ質素に簡素に、逆にここぞという必要なところにお金使って人の役に立ててこそ偉い人、潔い男として尊敬されるのでは。潤沢な資金があるなら熊本、大分やまだ生活が立ち直らない東北の街に手を差し伸べてくれ。

しっかりしやがれ!

  

Posted by とーしろ at 19:19Comments(0)社会・政治

2016年04月28日

貧しい知事

石原さんも相当な浪費家だったがその上をいく舛添都知事



海外出張で最高級ホテルのスイートに泊まり理由を
「要人に会うときはずかしくないように」と言ってるが、
かえって恥ずかしいことをしている。

都民はもっと怒ってもいいのでは。
「無駄遣いな権力」を早く取り上げた方がいい。




読んだ方がいい本、というより

「爪の垢を煎じて飲む」 ことを望む

ここぞとばかり贅沢三昧をするのは「貧しい人」とというか「さもしい人」というか・・・
お金を使うところが違うんじゃないか? 大きな勘違いをしている。  

Posted by とーしろ at 07:14Comments(0)社会・政治

2016年04月14日

保育園 作れず

保育園の開園を計画した業者が、近隣住民の反対で断念したという。





反対した住民への非難も、断念した業者への叱咤もどちらも間違いだと思う。

ただでさえ激減している若者の数、低所得、結婚比率の激減、ましてや産院や安心して子供を産める環境の不足。そして、子供の教育施設の充実は切実な問題だ。無条件に政治、政策のプライオリティの高いところに置くべき課題だ。このままでは日本人が滅びる。

しかしながら、閑静な住宅地のすぐそばに保育園や幼稚園があったらそれも大問題だ。

朝夕の送り迎えの自転車、車、ママたちのおしゃべり
挨拶、歓声、嬌声
お歌の時間
お遊戯
太鼓、楽器
走り回り、泣きわめき、叱り声

保育所や住宅の建築費の割に華奢で不親切な安物の建材に因る遮音効果の無さ。

子供と血縁の無い者からすれば、まるで阿鼻叫喚・地獄絵図のごとき騒音と振動。
地域で子供を育てる意識を持つべきとかもっともな意見はわかるが、それ以前の
生活が成り立たないほど長時間の大きな音、声、振動。保育園と5m幅の道路越しに
暮らすのは自分も避けたい。

問題は、住民や業者にあるのではない。
どちらも責めるべきではない。


行政の怠慢に因る「都市計画の無さ」だ

昭和の時代にいち早くやらねばならなかったことは、都市計画だった。

立地上、先に決まってくる「駅」 「港」 その他の交通手段インフラの拠点に加え、
川、山、海、風向き、その土地の性格に合わせて地域を区割りする考え方が
無いのが原因。

商業
工業
教育
公園
スポーツ
動物の飼育施設
音、振動、匂いを発する産業
火気を扱う産業

安全に配慮した人の導線、交差を減らした車の導線。

土地をころがして経済効果をあげる、利益優先。民間業者、個人のやりたい放題のつけが、こういうところにシワ寄せとなって表れたってことだ。今のままでは解決策は無い。

通うのに遠い不便な場所に保育園を作るしかない。あるいは駅の電車の高架の下に防音設備を強化した保育園を作る。騒音問題はたちどころに解決する。通いやすい。

政治を志す者は、政治家然としたうわべのカッコを身につけるのではなく、世の中のどこに問題があるのか、人を説得し協力してもらいつつどうすれば解決出来るのか知恵を絞る、そこに第一に着目してから志すように。

ほったらかしの問題が山ほどある。
議論せず、司法にだけ判断させている地球規模の課題なんかどうするんだ!政治の怠慢の権化だ。

牛歩戦術やお葬式のまねで「だだをこねている」場合ではないのだ。
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Posted by とーしろ at 06:05Comments(0)社会・政治