2016年04月29日

舛添知事の愚か度




昨日の記事に追記しておきたい。


舛添知事の愚か度

出張で一度に5000万円使った悲しい知事


舛添知事の会見に物申す。

① 「公用車は動く知事室」というのはその車の性能や機能としてはそうだろうけれども、ここで問題なのは自分の別荘に行く交通手段として公用車が適切かということ。「自宅の風呂が狭いので、足を延ばせる別荘の風呂に入りたい」 そんなことは勝手にしてくれ。金持ちのくせに狭い風呂を作ってしまうとはなんと愚かな。さっさと改善すればいい。多くの人が問題にしているのは、別荘に行くのに税金を使って移動することじゃないでしょということ。公私混同も甚だしいし、文脈が合っていないし説明でも何でもない。

②海外出張=物見雄山と言った方がよいか知らないが、ファーストクラスを使うことや空港に貴賓室を確保すること、最高級ホテルのスイートに宿泊することが一体なんなのと思う。尋ねた国の要人と会うのに、公務時間内なら執務室にお邪魔するだろう。公務時間外に自分から会いに行くなら「急用でお会いしたいがどこに伺いましょうか」と問わねばならないだろうし、相手から急用があるときは会談場所は地元であるあっちが用意するに決まってる。誰が外国から来た要人のホテルの部屋に来るものか。お友達付き合いで行くなら可能性はあるが、都市の首長としての公用なら不自然だ。つまり、東京都知事が海外に出張した先に自分で「要人と会う場所」を準備し使うことはどう考えても無いのではないか。しろーとが考えてもわかることだし、報道でも舛添知事が出張先で用意した貴賓室を使用したことは無いと言っている。

偉い人が偉そうに見せることが「恥ずかしくない行い」と思っているなら恥ずかしい人間だ。スイートに泊まり、貴賓室を予約し、偉そうに見せる行為は、まさに「虎の威を借る・・・」そのものではないか。かっこをつけるために都民の血税を無駄使いする権利など誰にもない。

舛添知事が民間企業の偉いさんならどんな贅沢なことをしても誰も何も言わない。言えない。
血税で行動してる首長だということ。偉いのではなく公僕の責任者だという認識を持つべき。

テレビで見るにつけ、良い大学も出て学者として活躍を続けてきた姿にもう少し良い印象で捉えていたが、実は人として男として底の浅いくだらない奴だったのかと改めて思う。そういう人間の考えることと行動はろくなものではないのではないか。

それに「都市外交」などという言葉を捻り出してるが、外交は国の仕事であって地方の知事に外交を行うことはできない。「地方の交流」というのが正しい認識だろう。視察という名の見物、世間話をしてワインを飲む以外に何かするのか。

都民の税金を自分の見栄のために無駄に遣われたのではたまったものではない。知事として宿泊場所や移動手段に、安全とフットワークが確保されればよいことではないか。自分のことはできるだけ質素に簡素に、逆にここぞという必要なところにお金使って人の役に立ててこそ偉い人、潔い男として尊敬されるのでは。潤沢な資金があるなら熊本、大分やまだ生活が立ち直らない東北の街に手を差し伸べてくれ。

しっかりしやがれ!



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Posted by とーしろ at 19:19│Comments(0)社会・政治
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