2008年10月01日
真壁仁 直筆
すごい物が手に入った。 先に、真壁仁が昭和28年に「黒川能」を出版し、
34年に増補版を出した、と書いたが、その増補版が今日夕方、手に入った。
もう出回っていないので結構な値段。kaちゃんには言えない。言わない、
言わせない。
ところが、こいつは(価値のわかる人には)値打ちがあるかもしれない。
鑑定団に出すと思わぬ高価格。
真壁 仁 直筆の著名あり。 送られた「後藤 嘉一」は調べると「ごとう かいち」
だろう。山形県県議会史などかなり多くの著作あり。40冊くらい本を書いている。
なぜ、この本が古本屋に出回ったかはわからないし、気にしない。
実は後から紹介する本も贈った贈られたものがある。後日。
はさんである新聞の切抜きを見てうれしくなった。昭和63年の上座の「殺生石」
が72年ぶりの上演であることの紹介。さらにはさまっていた印刷物はこのblog
で資料?として紹介した「黒川能の世界」の注文書なのだ。
注文するから送って来い!平凡社のあねちゃあにちゃ。 タイムカプセルに涙腺が
緩みそうになる。 元気で居るのか舩曳由美さん?
ランキン押してくれ
真壁仁:昭和59年に亡くなられているが、24年過ぎたので、黒川の関係者の中には直接言葉を交わされた方がまだおられるかどうか、微妙な時間が経ってしまった。
「太陽」に見開きで掲載された「神聖舞台」 (27日の記事の最後の写真のページがそれです) 黒き仮面の・・・ あの素晴らしい詩は、この本に掲載されているので、「太陽」の出版の時に書いたのではないことが今わかった。 詩人が昭和13年に初めて見て感動しているのだから、当たり前か。 戦争の前の昭和って・・・・なかなか生なかたちでは想像しにくい。
「太陽」に見開きで掲載された「神聖舞台」 (27日の記事の最後の写真のページがそれです) 黒き仮面の・・・ あの素晴らしい詩は、この本に掲載されているので、「太陽」の出版の時に書いたのではないことが今わかった。 詩人が昭和13年に初めて見て感動しているのだから、当たり前か。 戦争の前の昭和って・・・・なかなか生なかたちでは想像しにくい。
Posted by とーしろ at 20:02│Comments(10)
│黒川能
この記事へのコメント
・・・びっくりした!
いきなり「真蛇」かよ。
これの面が手に入ったと思たけ。 (んなわけねぇろ!) (爆;
Posted by どぜお at 2008年10月01日 20:27
赤鶴か! 般若は美人の顔だな。 美人は怒ると鬼になる。 おたふくは怒っても可愛い。
おれは孫次郎好きだけど世界に本物はひとつだけ、三井家にあるな。 でも、ほんとはお祭りの月光仮面で十分だ。
Posted by とーしろ at 2008年10月01日 20:45
すごい・・・!
すごいっすね!
なにがって、とーしろさんのアンテナの高さ。
鼻の良さ・・・。
いやいや、研究熱心さです。
新聞の切り抜き、大感動です!
いまや「殺生石」(変換されず、「さつなまいし」って入力)は、上座の定番みたいになってます。
72年ぶりだと、その当時は知ってる人がほとんどいない状態で、「つけ」といわれるもので、復活させた・・みたいな感じだったろうと思います。
いやいや、すごい!
Posted by あっ!くん at 2008年10月01日 21:35
あっ!くん:おれなのなにもしてね。昭和34年の「それ」は全国検索かけて1冊しかなかったのでそれを買ったまで。「農民の・・」はまだ適当部数拾える。
ところでwindowsのIMEの辞書をちゃんと「人名」「地名」「郵便番号辞書」 生かして使ってるかい? 廻りのPC見れば、20人のうち20人が生かしてない。 997-0163 って変換すると 山形県鶴岡市羽黒町狩谷野目 と一発で出てくるかい? 殺生石 一発で変換するど・・・。
Posted by とーしろ at 2008年10月01日 22:12
あやー、そうなんですか?
なるほろ・・。今、嫁に聞いてなんとなくわかった・・・。
活用します!
Posted by あっ!くん at 2008年10月02日 00:43
あー!アタシの顔かと思ったし!!
・・・今日、久しぶりにぃ、この顔3度はしましたぁ!
(DAIGO風?)
疲れた日だよ。理由はいつも通り。
・・・この ■そ 爺ぃ!!!
mmmmm\ーへー/mmmmm ■〜鹿!!!
。。。。。。おっ、失礼!。。。。。。
Posted by age--; at 2008年10月02日 04:35
age--;さま:なんてことするんだ、このはんにゃ! って怒り方ありですか?
Posted by とーしろ at 2008年10月02日 07:08
あっ!くん:人名変換などは活かすかどうかで、出てくる候補が全く違います。一文字ずつ入力してる人はほんとに多い。 「よばらず」と入力して「無音」がでるのと出ないのでは大違いです。
Posted by とーしろ at 2008年10月02日 07:11
今までのブログを見て
書籍だけではなく実際の写真などを見ると
伝統芸能の裏には地域の歴史・文化が色濃く描写され、書籍だけではわからない財産を知りました。
地域一丸となり古き良き伝統を継承しそれを明日につなげる。これが人であって文化がうまれるんだな〜っと良き日本人の心を堪能させてもらっています♪
黒川能は未だ観た事が無いのですが
足を運びたくなります♪
これぞ芸術!
Posted by キョン at 2008年10月02日 09:29
キョン様:まいどありがとう、黒川の人達がこれを連綿と受け継ぎ伝える姿に感動します。お忙しいでしょうが機会を作ってご覧ください。能の周辺、これだけはという知識は仕入れてからの方が楽しめると思います。わたしも何度も見ていない、若葉マークがおしりに付いてます。
Posted by とーしろ at 2008年10月02日 10:00
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