2009年03月02日
蝋燭能-その1
「部長」がにんまりと頬ずりせんばかりにカワイイ、我が子「巨大蝋燭」が勇姿を現す。
あっくんが紹介してくれた作品が「王祇会館のホール」でお出迎え。 凄い迫力です!
素晴らしい出来栄えでお客さんが皆大喜びです。
蝋燭能に先立って催された「「ネイティブフルート奏者:真砂秀朗」と「ギタリスト:遠藤昌美」
自然に溶け込むような、しかも密度の濃い、それでいてさわやかな音世界にしばし「うっとり」
また、良いアーティストを知った。(後の交流会でもお話させていただいた)
お客さんのアンコールに答え、二人がアドリブを交えて「アメイジング グレイス」
をはじめると、別なお客さんが、太夫様に「舞」をリクエスト。やるなぁ。
下座 能太夫 上野由部氏は即座に、フルートとギターに即興で舞をコラボ。
(動画も撮ってある、許可が出れば載せたい)
一見、異なる世界のように見えて、実はお互いに刺激しあいながら協調して
いるのがわかる。エンディングは背中を向けているにも係わらず、びしっと〆た。
さすが!舞に対する思いの強さ、太夫の技量と前向きな姿勢に拍手が響いた。
(太夫は実はJazzも好きなことも ”おらは知っとる” 謡曲やりながら洋曲も好き
なのだ)
伝習館でご飯を食べる。弁慶飯:懐かしい庄内の握り飯、ケナフうどん:喉ごしばつぐん
(オーディオおやじとしては、スピーカーのコーン紙を思い出す)
( 「食えるのか?」 「黙ってケナフ」 「くたば、んめけ」 )
春日神社に移動して能の開演を待つ。ご先祖が見守る。
さて、能本番。 上座の「釆女」(うねめ) 後ジテの紫が美しく物悲しさを醸し出す。
上座、能太夫の技の冴え。
上座の狂言「宝の槌」 面白い! すっとぼけた太郎冠者に大笑い、拍手喝采!
下座の 「大瓶猩々」 いくら汲んでも酒が尽きない「壷」ならおいらも欲しい!
長いので、続きはまた明日にしよう・・・・to be continued
(最後までいくとテツヤになりそう)
月山から吹き降ろす冷たい風に身をさらし、大阪から来たピンクの
だっぷら姿のご婦人の写真を撮ってさしあげた。 明るく上品なおばちゃまたち。
四の五の言わず、ポチッとやってみれ!
Posted by とーしろ at 23:29│Comments(7)
│黒川能
この記事へのコメント
素晴らしいですね〜
私もいつか、能見てみたいです
Posted by ゆきんこ at 2009年03月03日 00:12
音楽最高!
ライブ最高!
Posted by まるこ at 2009年03月03日 01:35
【ゆきんこ様:黒川を好きな人が全国各地からやってきます。蝋燭能は初めての参加でしたが、また行きたい。ゆきんこさんも機会をみて是非。夏の「水焔の能」もいいですよ。
【まるこ様:冒頭は、ライブの話になりました。この日の出来事は、記事を分けて書けるくらい内容がありました。真砂さんと遠藤さんの演奏は心に沁みる響がありとても良かった。CDも入手。
Posted by とーしろ at 2009年03月03日 06:01
とーしろさん!楽しかったですね!
スタッフもホントに楽しませていただきました!
黒川を深く理解してくれる方が増えて、ホントにうれしいです。
スタッフも毎年真剣に反省会で一人一人意見を出し合って、イベントの質の向上に励んでます。
次の機会に会えることを楽しみにしています!
「だっぷら」お似合いでしたよ!!
Posted by あっ!くん at 2009年03月03日 09:29
【あっ!くん:大変お世話になりました。午前中の催しからとても楽しく、わくわくして、刺激を受け、ほんとに密度の濃い一日でした。巨大蝋燭の飾られた全体の雰囲気も素敵だったし、能も重厚でよかった。あとでUPしますが、狂言も、笛の音もみな、心振るわせるものでした。
ありがとうございます。黒川とのつきあいは一生続きます。
Posted by とーしろ at 2009年03月03日 09:45
でっけ蝋燭 当だったってが!
やるもんだ。
Posted by どぜお at 2009年03月03日 11:36
【どぜお様:でっけ蝋燭、みごと当たりました。これで風呂沸かせるくらい(笑)・・・でも・・・関東の自宅に持っていけないので、となりの美人のお姉さまにあげた。喜んでくれたので良しとする。実家にはあるし。
Posted by とーしろ at 2009年03月03日 11:51
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