イグゼ My Dear Life

17日に載せたパソコン改造の続き。

マザーボードを交換しクロックアップの成功をみた我がPCだが、
改造の過程で不具合がふたつあったので改善を試みる。

まずはCPUクーラーの止め金がしょぼくてへたすると抜けることがあり
もっとしっかりした留め方にする。


こんな部品を入手した。まるでスポーツウェアの背中のようだ。



マザーボードの裏側にこのバッテンを貼り付け、金属のねじで止めるというもの


交換前はこれだ





ナイロンの割りピンをプラスチックの棒で押し広げて止めるだけの安易なもの。
途中で抜けてはいけない。実際に改造途中の試運転でこいつが抜けてCPU温度が
上昇し警告が出てシャットダウンした。危なくてしょうがない。


改造後の止め金具



先のバッテンの四方がメスねじになってい。シリコングリスをCPUとクーラー
の接触面に塗って締め付けて完成。



もうひとつ、不具合はPCI、PCI16、PCIeのバス順序が前のマザボと違っていて
PCIバスはひとつ死んでしまうことだった。サウンドカードとテレビチューナー
を使っているのでPCIバス一つでは困る。



2段スロットタイプじゃないのにビデオカードの冷却フィンがPCIバスを塞いでいる。

そこで、以前使っていたビデオカードのファン無し冷却フィンが1段の厚さに収まる
のを利用してこのビデオカードに合わせて穴加工した。さらに今のカードに付いて
いるファンも移植した。チューナーカードの切れている空間を利用する3次元。



このオレンジ色のファンがあると無しではビデオカードの温度がまったく違った。

その結果、PCIバスが二つとも使えるようになり、テレビチューナーカードとサウンド
ブラスターが復活した。

これでとりあえず30%ほど速くして、今までの機能はみな使える、やれやれだぜ。


（予約掲載）