使いにくいと評判のWindows8ですがあるソフトを入れると使いやすくなるというお話です。
プロのレビューを読まず自分の言葉で書きます。
Windows8は多くの人が使いにくいと感じたらしい。そんな記事を見たので2012年の暮れに自分のPCを新しくするときに”Win8”は避けて”win7”を選びました。 時は流れて昨年夏ごろ、おかあちゃん用の新しいPCはWindows8にしました。もともと慣れていない人なら使いにくくはないだろうとも思ったし新しいものに興味もあった。さらに先日古いネットブックにWindows8をInstallしたことも書きました。
ところがそのPCを設定するときやおかあちゃんに教えるときにWin8に触ってみると噂に違わぬ使いにくさに閉口しました。なにが良くないか整理してみるとおおよそ次のように感じました。
振り返れば今まで「パソコンを使えるということの中身」
①立ち上げ、終了がすぐできる
②PCの設定がしやすい、わかりやすい、たどれること
③使うアプリケーションをすぐ立ち上げられること
④ファイルの保存場所がわかりやすいこと
「Windows8はなぜ使いにくいか」
①終わらせ方がわからない
②右側にカーソルを持っていったときにオバケのように出てくる「チャーム」だかなんだかが出たり出なかったりでいらいらする。各種設定はここから入る。
③使うアプリケーションにすぐ行けない仕舞いにはテニスコートに叩きつけたくなる。
④ディレクトリ構造にわざと近づけないようにしているみたいにわかりにくくしている。実はこれが今までのXPでもなんでも同じだが「今保存したのどこ行った?」っていう人の一番のウィークポイントだった。エクスプローラーで見えていたツリー構造はOSの形がどう進化しても使う人が意識しなくちゃ意味が無い。
⑤タブレット用に作られたと思われる「アフロ」だか「エアロ」だかタイル張りにデスクトップを使う人が付き合う必要は無い。マウスを動かす動作が増えて面倒このうえない。仕舞いにゃ海に沈めたくなる。
⑥OFFICE2007に初めて触ったような「印刷もできない苛立ち」みたいな感じがしました。
「Windows8.1で少し改善」
スタートボタンのあった場所に「Starttip」というボタンを作って何ができるかと思えば「エアロ」とデスクトップの切り替えだと。けちくさいボタンであまり改善された気がしなかった。チャームに機能が増えた=しかし、チャームの存在そのものに意義あり。つかいにくいだけ。デスクトップの中に機能を持たすべき。
「Windows8.1 Updateでもう少し改善」
○「エアロ」の右上に電源と検索のボタンができた。少なくとも終了がしやすくなった。
○タスクバーにいろいろ出るようになった。
でもあっちこっちとっちらかったデザインはなんとも言えない。
結局 「スタートボタンが欲しい!」
そこで今のところ解決してくれるのが 『CLASSIC SHELL』 というWindows8にスタートボタンを追加するフリーソフトです。Win7までの使い勝手が復活します。
アプリにもコントロールパネルにもさくさく行けます
起動時にエアロ画面をスルーしてダイレクトにデスクトップ画面に行けます
デスクトップにすぐに行けてスタートボタンの機能がフル活用出来るならWIN7のように使えます。
ここまでできるならWindows8も使いやすくなり逆に良い面が活かされてきます。
ちゃんと褒めるべき点は褒めます。
「Windows8 or 8.1Update の良いところ」
①INSTALLが速い
②かなり広い範囲のハード(PC本体)に対応し、デバイスドライバーの取りこぼしが少ない。過去のWindowsでデバイスに黄色いマークが付いていたのがすんなり認識される。これは大きな進化です。
③起動が速く軽い。古いネットブックでもなんとか使えるようになった。
※注意※
「CLASSIC SHELL」をインストールするときは開発した本家「電机本舗」のサイトからダウンロードしてください。怪しいダウンロードサイトだとウイルスを引っ張ってくる可能性があります。
バージョン3.6.8は設定画面が日本語対応です。新しいバージョン4.1.0は設定が英語ですが使う画面は普通に日本語ですので問題ありません。
本家URL
http://classicshell.dnki.co.jp/
次の 「Windows 8 Update2」 でスタートボタンが復活するといううわさですがどうなんでしょうか。