2017年05月08日

多種共存の森 その2




2013年11月にこの本のことを書いた。

著者の清和先生の一番言いたかったことの締めくくりまで書いていなかったので、4年ぶりに少し追記しておこうと思う。


先生の言葉をまるまる書き写すわけにはいかないが自分なりに読み取ったことは多少の間違いはあるかもしれないが、おおよそ以下のような結論だ。

・森は針葉樹だけでなく、伐採し多種多様な植物が育つ方が長く自然のバランスを保つことが出来る。

・そうすることで多くの動植物が豊かに生き延びる。

・山から海へ、海から山へ物質の移動が促進され安定した生態系を維持できる。

・木材という建築資源、キノコや山菜という食物資源、動物の生育、工芸品の材料などの豊富な素材はバランスの良い森林が供給してくれる。

・適度な量の木材資材を利用し、再生することで長時間、安定した供給が可能だ。

・都会という不自然なコンクリートジャングルに見かけだけの効率を求めて無駄遣いするのはそろそろやめるべきだ。

・山や田舎に暮らし向きを分散し、真に豊かな生活を取り戻す時だ。豊かな森林はそれを十分に支えてくれるし、災害に強く水資源も安定した供給を可能にする。


実家の山を見てきたことも影響しているが、自分も生活の軸足と向き合うものをもっと「自然」の方に変えたい気持ちはある。いまだに諸般の事情が許さないというジレンマも抱えている。





Posted by とーしろ at 20:44│Comments(0)読書
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。