2016年05月01日

「追憶の森」


この連休は旅行に行かず。

ねずみの額みたいに狭い家でも、掃除と片づけをやらなくちゃいけない。散らかる面積が限られているのに、お片付けをする姿勢は示さねばならないらしい。

パソコンのデレクトリの整理は上手なのに、なんで実際の物の整理整頓が下手なのだろう。おかあちゃんとオヤジは逆だった。もっとも二人が同じ方をへたくそだったら生活が成り立たないかもしれない。





「追憶の森」


仕方ないのでこの大型連休は、家の中の整理をしつつ気になる映画をクリアしておくか  ってことで、初日はキャプテンらを見たので2本目は

「追憶の森」



登場人物を荒っぽく言えば、3人だけ。

多少絡みのあるのは、富士山の山岳救助隊員と葬儀屋の親切なおじさん、主人公の教える大学の学生など。物語の大部分は、富士の樹海の怖さと、主人公の追憶で構成されている。渡辺謙とマコノヒーのどっちが主人公か、ここでは言わないでおこう。


「追憶の森」



昨日、アメコミヒーローのチュドーーン、ドッキューーン、バッキュウーーンを
見てきただけに、今日のヒューマニズム、森の精霊、樹海の怖さみたいな
世界は落差が大きかった。


ほんとにありそうな夫婦の愛情と、些細で現実的な気持ちのすれ違い、
あることをきっかけに立ち直れそうな絆、不運なぶち壊し。


泣けるかと問われれば、

そうでもない。

じゃあ、良くない映画かと問われれば

そうでもない。

俳優の演技は皆、円熟の凄みあり。

切々とどこにでもありそうな感情の交差を突きつける物語だ。

テーマかもしれない夫婦の絆のキーワードの解き明かしが
キメになってない感じが少しする。ちょと惜しい。


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Posted by とーしろ at 05:00│Comments(0)映画
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