2015年02月01日

『バンクーバー朝日』

話題の映画 『バンクーバーの朝日』 を観てきた





この時代と場所を見たことはないが、シチュエーション、街の風景など
リアリティにとても気を使い、野球経験者の選定、その熟練度も効果的に
利用し作られた感じはよくわかる。

















朝日チームのメンバーがバントヒットなどで点を取り、徐々に強くなる過程や
最初は日本選手に対するアンフェアなジャッジを見過ごしていた観客からも
審判に向かって「フェアにやれ!」と声が掛かるようになる。


朝日チームはそこで暮らす日本人の希望の光になる。


しかし、カナダ人のおばあちゃんのお世話をする妹(高畑 充希)は成績が
良いのに奨学生になれず。(帰りに毎日お兄ちゃんが迎えに行くシーンが
あるのでハラハラしたが、、嫌な暴行を受けることがなくほっとした)

ホテルで働く仲間はくびになる
亀梨の漁船は厳しい査察を受ける


遠い地に新天地を求めながら夢と現実のあまりの違いに苦労する移民の過酷な
環境もさることながら、太平洋戦争に突入する時代の荒波に翻弄される人々は
真珠湾攻撃をきっかけに最後には家もわずかな財産も没収され収容所送りとなる。


重く、切ない空間が長い。台詞の止まる時間が長い。


これだけの役者と演技と設定がありながら喜怒哀楽のメーターが振れないのは
なぜだろう。切なく胸に迫るものも、涙も、温かいものも響いてこないのだ。


役者も豪華に配しているし、各俳優は真摯な良い演技をしている。でも、例えば
これだけの女優を集めながらこの人でなくてもいいじゃないかと思える描かれ方。
宮崎あおい、本上まなみ、貫地谷しほり、石田えり、、、活かされてない。


ドキュメンタリー映画を観たいわけじゃない。
観客の感情の起伏をどこかで大きく振らして欲しい。


みんな、雪のせいだ。


アゲイン、KANO・・・はどうだ


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Posted by とーしろ at 12:00│Comments(0)映画
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