イグゼ My Dear Life

子供の頃から我が家ではあまりカニを食べる習慣がありませんでした。
ズワイガニの季節にカニ足を剥いて、甲羅を開いて豪快に食らう、という
ことを経験せずに育った気がします。

自分の家庭を持ってからもカニは食卓に並ぶことはめったにありませんでした。
その反動というつもりはないのですが、無性に食べたくなることがあります。

酒田で単身暮らしをしたとき、たまたま北海道にツーリングに出掛けた仲間に
たらばと毛がにを注文して送ってもらったことがあります。
自分の酒田の借家と自宅に。

箱を開いたとたん生きたでかいたらばがにと毛蟹が歩き出してびっくりしました。
同じ時間に自宅で娘が同じようにカニと遊んだそうです。

で、今、子供に言われます。「お父さん、カニコンプレックス」と。





北海道釧路の魚屋出身の仕事仲間に注文したことがありますが、
北海道はたらばか毛蟹です。
今年はズワイガニが食べたくてネットで専門店に注文しました。

中くらいの大きさの姿、冷凍茹でガニが10枚入っていました。






ドレンが出ないように自然解凍。家の中にカニ臭と汁を撒き散らしながら
食い散らかしました。

「美味い！」

ガニ以外はすべて食い尽くしました。みそも濃厚でうまい。

茹でてから超低温庫で一気に冷凍されているので美味さが逃げていません。

ばらして食ってるときの写真はあろうはずもなく。手はカニ臭く。



大量の身を入れたカニグラタンも美味いです。

量を食べたかったらポーションタイプも良いかもしれません。




この記事がアップされる頃、また国境の西側に行ってます。

「クリスマスなのに出張大変ね、中国でクリスマスするの？」

かの国ではChristmasはあまりやらないそうです。
と、隣の席の仲の良いその国の人が言ってました。

なので、我が家の　Christmas　はもう済ませました。