2013年07月09日

水焔の能

能への誘い(いざない)



水焔の能



水焔の能



能に接するきっかけとしてとても良いと思います。

観能料はいままでもリーズナブルだったのですがさらに半額です。



水焔の能


場所はわかりやすい、駐車場も充分あり

広く、空気が澄んで、夕涼みにちょうど良し


水焔の能


ぜひ、足を運ばれたし



うんちく:

1、羽黒山での奉納は長い歴史上の繋がりによるものです。
能座のしくみや稚児舞「大地踏み」の能章などは羽黒修験や天台宗など
仏と神の混然とした信仰の中から生み出されてきた人々の営みの中の重要な
行事としての延年、祭を背景として参考にしながら作り上げてきたもので
羽黒山とは深い関わりがあった。



2、庄内神社での奉納
長い歴史の中で多くの苦難を乗り越え能座を運営、発展してきたが、能はその
運営費用も並々ならぬ多額の費用を要する。最初は武藤の殿様、その後、泉の庄
を攻めて納めた最上の時代を経て、江戸時代に酒井の殿様によってさらに手厚く
庇護を受け、能面、装束の寄進を受けるなど大きな恩を受けながら守ってきた。
今の時代になっても酒井家を敬い大事にする思いは受け継がれている。
殿様への感謝。王祇祭と例大祭でのみ行う「式三番」を庄内神社では奉納する。


3、山戸能
これは昔、黒川のある能役者が行商の旅の途中で宿泊した家の風呂でひと謡い
したところを聞きつけた宿の主人が謡を嗜む粋人で「これは相当うまい謡だ」
「どこぞのご出身ですか」「黒川です」「ぜひ教えてください」偶然の産物で
付き合いが始まったと本で読んだ。
それから定期的に黒川の能役者が指導に行くようになり山戸能も腕を上げてきたと。
この式三番は山戸能の舞い、見てみたいと思う。



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Posted by とーしろ at 12:00│Comments(0)黒川能
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