2011年09月19日
CDプレイヤー修理2
以前書いた SONY CDP-750 は単にトレイのオープンクローズのベルト修理だった
今回は根が深い
販売されているCDはもちろん、自分で焼いたCD-Rも再生しなくてはならない ボクの機械。
複数あるCDプレイヤーのうち、自分のメイン機が最近CD-Rを再生しなくなった 不幸。
先のSONY CDP-750もTEAC PD-H300、ケンウッドのPDF-7002も再生するのに
DENON DC-1650GLだけが再生しない。全部ではなく最近焼いたものだけという理不尽。
音楽CDに比べてCD-Rはデータの反射率が悪い。特に無名ブランドの東南アジア製は
さらに、特にアスファルトにおがくずを混ぜるような国の製品は使わないようにしてる。
比較的信頼できるのは日本製の「本家」太陽誘電、TDK、三菱化学など。
今回使ったTDKのCD-Rだが、OEMで実際作ってるのは本家の太陽誘電。一番信頼度あり。
焼き焼きは今は無き「Bsレコーダーゴールド」最低速度の4倍速だがそれでも読まない。
(BHAが元気だった時のB's Recorder Gold が良かった、その後はわからん・・)
CDプレイヤーがCDを読まない原因は簡単なほうから書くと、
1、ピックアップの汚れ:クリーニングディスクで直るケースが多い
湿式の性能のよいクリーニングディスクが売られている
2、ピックアップレンズの調整ずれ ゲイン、フォーカス、トラッキングなど
回路の中に半固定VOLがあり、調整できるようになっている
経年劣化でずれてくることがある:通常シロートの調整は無理
3、ピックアップの位置が狂ったり物理的な故障:
サービスに回すか買い替え(新らしーの買えよ!)
まず、クリーニングをじっくりやった
それでもダメ。がっくりうなだれてDENONのサービスを調べるかわいそうなボク。
しかし、ここであきらめてはBlogに載せられない。一念発起、2番目に挑戦する。
このプレイヤーは1991年製で、中古を2002年に手に入れたもの。2005年くらいに一度
メーカーでオーバーホールしてもらった。CD-Rもすべて読み快調に使ってきたもの。
サービスに出す前に中身を一度じっくり見たことがある。しっかりした部品を使った
真面目な作りで当時99000円とは思えない良い製品だ。と思ってる。
ピックアップの汚れはもう無いはず、右のマークの4つの半固定VOLに目的の文字が読める。
何をどのように調整するかまったくのあてずっぽう、無計画、無節操で突き進む無鉄砲。
最初に細いマーカーペンで印をつけて迷子にならないように、最低限元に戻せるように。
ゲインをあげて見る、CD-Rを試す、下げてみるCD-Rを試す・・・・
細いドライバーをミクロン単位で回しながら、4つとも順々に試行錯誤の連続、
じわり流れ出る汗を隣りの美人看護師に拭いてもらう・・ウソだぴょん
CD-Rの回転音が変わる瞬間があったり、トラッキングのところではキックバックみたいに
逆回転したりする。じわり流れ出る汗を隣りのケバイ女に拭いてもらいながら・・もういいって
緊張感に包まれているうちにカウンターが読めたことを表示する・・しかし、喜んだ瞬間
カウンターゼロに戻り、なおかつ市販CDさえ読まなくなってしまった。 ガーーーーン
回転音はシュルシュルいうし、
がっくりうなだれてDENONのサービスを調べるかわいそうなボク・・・だめか・・
一度、すべてのVOLを印のところに戻し、左のトラッキングから攻める。
CD-Rを出し入れしながらミクロン単位の・・じわり・・カウンターが進む、汗が・・
試行錯誤 203回目くらい カウンターがCDの曲数と時間を示す、、、、、
プレイボタンを押すと 再生した
すぐにそこに印しする。
他のCD-Rも出し入れして読んでみる、 読む 読む
ギャーティーギャーティーハラソーギャーティーーー・・
読む あてづっっぽうの勝利だ!
読めなかったすべてを読ませてみるしつこさ、いや、サーティファイの重要。
やった!
これで心置きなく 辛味噌と「月夜」でほろ酔いに なれた
デジタル家電は案外 人間臭い のかも知れない
頑張った オヤジは臭いと フロ入る
・・・ぽちっと押しといて頂戴
今回は根が深い
販売されているCDはもちろん、自分で焼いたCD-Rも再生しなくてはならない ボクの機械。
複数あるCDプレイヤーのうち、自分のメイン機が最近CD-Rを再生しなくなった 不幸。
先のSONY CDP-750もTEAC PD-H300、ケンウッドのPDF-7002も再生するのに
DENON DC-1650GLだけが再生しない。全部ではなく最近焼いたものだけという理不尽。
音楽CDに比べてCD-Rはデータの反射率が悪い。特に無名ブランドの東南アジア製は
さらに、特にアスファルトにおがくずを混ぜるような国の製品は使わないようにしてる。
比較的信頼できるのは日本製の「本家」太陽誘電、TDK、三菱化学など。
今回使ったTDKのCD-Rだが、OEMで実際作ってるのは本家の太陽誘電。一番信頼度あり。
焼き焼きは今は無き「Bsレコーダーゴールド」最低速度の4倍速だがそれでも読まない。
(BHAが元気だった時のB's Recorder Gold が良かった、その後はわからん・・)
CDプレイヤーがCDを読まない原因は簡単なほうから書くと、
1、ピックアップの汚れ:クリーニングディスクで直るケースが多い
湿式の性能のよいクリーニングディスクが売られている
2、ピックアップレンズの調整ずれ ゲイン、フォーカス、トラッキングなど
回路の中に半固定VOLがあり、調整できるようになっている
経年劣化でずれてくることがある:通常シロートの調整は無理
3、ピックアップの位置が狂ったり物理的な故障:
サービスに回すか買い替え(新らしーの買えよ!)
まず、クリーニングをじっくりやった
それでもダメ。がっくりうなだれてDENONのサービスを調べるかわいそうなボク。
しかし、ここであきらめてはBlogに載せられない。一念発起、2番目に挑戦する。
このプレイヤーは1991年製で、中古を2002年に手に入れたもの。2005年くらいに一度
メーカーでオーバーホールしてもらった。CD-Rもすべて読み快調に使ってきたもの。
サービスに出す前に中身を一度じっくり見たことがある。しっかりした部品を使った
真面目な作りで当時99000円とは思えない良い製品だ。と思ってる。
ピックアップの汚れはもう無いはず、右のマークの4つの半固定VOLに目的の文字が読める。
何をどのように調整するかまったくのあてずっぽう、無計画、無節操で突き進む無鉄砲。
最初に細いマーカーペンで印をつけて迷子にならないように、最低限元に戻せるように。
ゲインをあげて見る、CD-Rを試す、下げてみるCD-Rを試す・・・・
細いドライバーをミクロン単位で回しながら、4つとも順々に試行錯誤の連続、
じわり流れ出る汗を隣りの美人看護師に拭いてもらう・・ウソだぴょん
CD-Rの回転音が変わる瞬間があったり、トラッキングのところではキックバックみたいに
逆回転したりする。じわり流れ出る汗を隣りのケバイ女に拭いてもらいながら・・もういいって
緊張感に包まれているうちにカウンターが読めたことを表示する・・しかし、喜んだ瞬間
カウンターゼロに戻り、なおかつ市販CDさえ読まなくなってしまった。 ガーーーーン
回転音はシュルシュルいうし、
がっくりうなだれてDENONのサービスを調べるかわいそうなボク・・・だめか・・
一度、すべてのVOLを印のところに戻し、左のトラッキングから攻める。
CD-Rを出し入れしながらミクロン単位の・・じわり・・カウンターが進む、汗が・・
試行錯誤 203回目くらい カウンターがCDの曲数と時間を示す、、、、、
プレイボタンを押すと 再生した
すぐにそこに印しする。
他のCD-Rも出し入れして読んでみる、 読む 読む
ギャーティーギャーティーハラソーギャーティーーー・・
読む あてづっっぽうの勝利だ!
読めなかったすべてを読ませてみるしつこさ、いや、サーティファイの重要。
やった!
これで心置きなく 辛味噌と「月夜」でほろ酔いに なれた
デジタル家電は案外 人間臭い のかも知れない
頑張った オヤジは臭いと フロ入る
・・・ぽちっと押しといて頂戴
Posted by とーしろ at 20:08│Comments(5)
│音楽(聴く道具)
この記事へのコメント
さすが!直し屋さん!
涼しげなペアのグラスで乾杯ですね
辛味噌と月夜で、ほろ酔い気分・・お風呂でいい気分~(^^)
涼しげなペアのグラスで乾杯ですね
辛味噌と月夜で、ほろ酔い気分・・お風呂でいい気分~(^^)
Posted by える☆ at 2011年09月19日 21:18
こんばんは。
半固定VOとの格闘、お疲れ様でした!!
読んでいる方も、手に汗を握りました(笑)
半固定VOとの格闘、お疲れ様でした!!
読んでいる方も、手に汗を握りました(笑)
Posted by かず at 2011年09月20日 00:04
【える様:このきれいなグラスは子供からプレゼントされたもの。冷えた日本酒にぴったり。この上喜元、ほんとにおいしいです。調べると、大人気で出すと売り切れ、みたいですね。庄内のごちそうに良く合う。
【かずさま:最初はサービスに出す覚悟でいたのですがさすがにもう交換部品も廃盤だろうとダメもとで開始しました。
このシリーズに限りませんが、1650AL以降の時代になって国内でつくらなくなってから急に「作り」がチャチになりました。すべてのオーディオ製品が。後ろをみるとケースパネルの細工のぶざまは文明の後退です。
薄いケース鉄板の角を「のりしろ」みたいに曲げてビスで留めてある、がっかりだ。日本製はアルミの押し出しで出来ていた。
ということで新しい機械を買う気がしないのです。かわいそうなボク。
【かずさま:最初はサービスに出す覚悟でいたのですがさすがにもう交換部品も廃盤だろうとダメもとで開始しました。
このシリーズに限りませんが、1650AL以降の時代になって国内でつくらなくなってから急に「作り」がチャチになりました。すべてのオーディオ製品が。後ろをみるとケースパネルの細工のぶざまは文明の後退です。
薄いケース鉄板の角を「のりしろ」みたいに曲げてビスで留めてある、がっかりだ。日本製はアルミの押し出しで出来ていた。
ということで新しい機械を買う気がしないのです。かわいそうなボク。
Posted by とーしろ at 2011年09月20日 06:45
とーしろさん お見事でした。 今度私のPCも壊れたら見てください。
Posted by Rodeo at 2011年09月20日 13:58
【】rodeoさま:こんなリスク背負いながらの無謀はあまり経験がないです。こころのどこかでこの機械をあきらめていたように思います。
そう考えればもう獣でした。 いや、「儲けモノ」でした。
こんどはナニが壊れてどのように直せるのか・・たのしみです。
そう考えればもう獣でした。 いや、「儲けモノ」でした。
こんどはナニが壊れてどのように直せるのか・・たのしみです。
Posted by とーしろ at 2011年09月20日 20:26
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