2010年05月03日

もっきんぽっと

単身生活では音楽を聴かない   

(うそだ、「北」と「南」には持ってったではないか、アナログプレイヤーまで)

レレレではトラブルになるし道具を持ち込まない

通勤の車は毎日行き帰り仕事仲間複数を乗せてるので鳴らさない、趣味は大きく違うし



そんな生活を続けていると、ある周期でやってくる・・・Jazzへの渇望・・・

ほとんど生理的に・・・我慢できん・・・Jazzを聴かせろーっ!



いまメンテする施設を設計施工しているときの5年前、出張で来た名古屋で

なんどか行ったJAZZ酒場を訪ねる。最初に連れて来てくれたのは「ちゃんユー」

あんまり久しぶりなので、「まだやってるだろうか」 「休みじゃないだらうか」

調べてみれば、場所が変わってる。地下鉄乗り継ぎ住宅地を歩く。

「もっきんぽっと」



木曜日と金曜日にモックンがコーヒーを入れるポットのことではない

(そういや、店の名前の由来を尋ねたことがない)

ここではズージャとかヤノピーとかムードラなどのいまではほとんど聞かなくなった

「つう」が使うJazz言葉が自然にしかも少し遠慮気味に飛び交う。

ちなみに「ゲーマン」といえば、ゲーセンに通う少年のことではなく

5万円のことだよ。     (ゲーセンは5千円だわな)

アーベーツェー・・のC(ツェー)から数えるんだ。

(9万はなんていうんだろう?  55000円はG♯か?)

ちゃんユーはJazzの知識では誰よりも抜きん出ていてこの店の人気者だった。

北海道に帰った彼を、常連はしっかり覚えていたし懐かしがった。

最初に彼をこの店に連れて来た「なんとかちゃん」には会ったことがない。

オフィスでの打合せ時にすれ違った程度はあるのだろうか? 店で是非。



ドラマー、ギタリスト、奥様連れの方々とゆったりJazz談義に花が咲き、

マイクロのプレイヤーに丁寧に針を落とせば至福の音が空間を埋める。

ハンプトン、MINAMI・・・ケッセル・・・久しぶりの名盤が次々に。

スピーカーは前の店のときと同じ、JBL 38cm2WAY のコンパクト

ここのマスターは必要以上に機械には凝らない、自然で良い

必要なのは情熱を持って聴くことだと言わんばかりに。その通りなのだが。


いくらか広くゆったりになったものの、店のレイアウトは前の店とほぼ同じ

「L型カウンター」とテーブル席がふたつ  変えない自分の流儀は素敵だ

マスターの動きやすいサイズと向きがあるのだろう。 相手する客の数も。



最初から友人だったようにカウンターに座るみんなと話がのる。

のったところでここでもちらり「藤沢周平」の名を出せば

8人いる客の中の複数が「一番好きな小説家だ!」と声をあげる幸せ。

(「複数」って何人だよ、いちいち五月蝿いね、3人だよ。37.5%ならすごい確率だろ)

「記念館がオープンしたんだってね!」  良く知っている、接点は多い。

(接点はその後ケイグで磨く)

「ぼくはその辺の出身です」  

(それがどーした、なんの繋がりも無いがうれしかったりするただの読者)

隣のギタリストとAMPの話、成毛シーゲル/グレコのカセットの話、奥様と料理の話、

気がつけば終電が心配な時刻に夜は更けていた



女子大通りあたりで鼻の下のばしつつきれいな「多国籍軍」の腰に手を回すも遊びではあるが、

(いくら? ゲーマン ・・だったり・・)

おいらはこーゆー遊びの方が性にあっている


「正しい財産形成のしかた」は爺さんもパパも教えてはくれなかったが、

(増やす元がはなっから無い)

「正しい友人の作り方」は備わっているように思う。いや、幸運にも良い人に

めぐりあっただけかも知れないが・・・神様のおかげで・・・でも、良いことだ。



たまにイイことがあるのが人生だ・・・ポチッとな


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Posted by とーしろ at 12:00│Comments(7)Jazz
この記事へのコメント
長期の出稼ぎはいろんな面でストレスが蓄積しますね、
自分の好きなことを一人でするのが何よりですね。
仕事に全く関係無い人と話したくなりませんか?
私はそんな衝動に何度か襲われました。

バーボン片手にストレス発散できた事と思います。
Posted by しろうと at 2010年05月03日 17:42
木金ぽっとですかー。

そういえば、昨日買い物がてらに入ったブティックで、Jazzが流れてました。最近のノラ・ジョーンズだけど。

Jazzはあねごもスキです。思わずワイングラスを手にして・・・・・ドクドクドクッ・・・プヮァーってね?
Posted by あねごあねご at 2010年05月03日 18:53
Jazzは全くわからないわ。
その筋の人達は視線で共鳴を感じるんでしょうね。
摩訶不思議。
Posted by あね at 2010年05月03日 19:37
【しろうと様:ありがとうございます。たしかにストレスは溜まります。外に開かれたblogという窓もいくぶん解消に役立ちますが。
Jazzのシャワーを浴びてすっきりして帰ってきました。
Posted by とーしろ at 2010年05月04日 01:28
【あねご様:ノラジョーンズは一枚も持ちませんがコケティッシュな雰囲気とスモーキーな歌声がいいですね。Jazzに絡めたシーンと選ぶ酒は人それぞれで様々なようです。昨日は焼酎を飲んでました。




【あね様:たまたまはまるとどんどん深く知りたくなるわけで。共鳴する仲間がいれば話もはずむし刺激も受ける。なんでも同じかな。幸せな気分で帰ってくりゃまた元気もでる。
Posted by とーしろ at 2010年05月04日 01:53
もっきんぽっとでは有意義な時間を過ごされたようでなによりです。 わたくしどもも良い出会いができてうれしいことでした。

もっきんぽっと、という店名は先ごろお亡くなりになりました井上ひさしさんが著されました「モッキンポット師の後始末」という作品からとられたとマスターから聞いたことがあります。それを聞いたとき、店名になるまでの経緯の説明もあったかも知れませんが、失念しました。

ちなみに一般的に「9」は 9th, でしょうね。「8」はオクターブ、でしょうか。

実はわたくし(1962年生)の世代ですと、成毛シーゲル先生ではなくて竹田和夫先生の時代、さらにこちら中部地方ではグレコよりも荒井貿易(在名古屋)のブランド「アリアプロII」の方がポピュラーであったため、ついぞどちらの教則カセットの恩恵に与かったこともありません.........

わたくしめのフェンダーヴァイブロラックスリバーブ(リイシュー)、おおむね状態はOK、音色にも満足しているのですが、すこしノイズ(小さくブーンというハムノイズっぽい音)がでます。以前地元の修理屋さんで相談したら「このアンプはこういうもんですよ」といわれました。そういうもんなんでしょうか? 

またお会いできたときにご教示いただければ幸いです! 
Posted by ごぶりん at 2010年05月04日 13:34
【ごぶりん様:そういや井上ひさしの本にありました、えらく時間が経って失念しておりました。ひょっこりひょうたん島、また見てみたい。

ギターの売れ方なじみ方に土地の事情も絡むわけですね、成毛滋の名前はつのだひろと一緒に記憶していましたが、なにせ演奏が聴けなかった。レコード会社が弾かせなかったんだから無理もないか。いまはアーカイブというHPで聴ける幸せ。

AMPのハムノイズは回路と部品が同じでも個体差があるようです。整流回路をいじると音も変わるのでむやみに改造しないわけです。ヒーター配線のちょっとした空間位置やプリ管のシールドやら微妙ですね。信号として入力回路に入ってないので、ギターの音を大きくすればマスキングされて聴こえなくなるし。

こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by とーしろ at 2010年05月04日 16:08
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