2010年05月01日

1Q84

藤沢周平 記念館がオープンするころ、あと数冊で出版された作品を全て

読み終えるのに、手元の未読の2冊を尻目に

浮気を試みる


1Q84


物語りもキーワードも「これから」の人のことを思えばひとつも書かず

ひところ、「3部作」と呼ばれる長編などはあらかた読んだワンダーランド

しかし、この本を読みこなすには少々下準備が足りないことを気づかされる

少々ではすまないかもしれない、読んでない本は無数にある。そうしたことに

困らずに生きてきたことも然りなのだ。世の中の本の0.0000何パーセントを

読めたって言うんだい。


村上春樹も真空管でJAZZを聴くらしい、それもかなり  そうとう  とても強く 


「俺の音を聴け」ってか・・・・



久しぶりの大作に「いくわよっ!」って言われてる気がする。



ねじまき鳥や羊はいまのところ出ない・・・ポチッとな
1Q84

予約掲載中

後日の追記:

ゆっくり読もうと心に決めて読み出したはずなのに・・・2010年5月2日の昼・・
新しいスレッドで書こうかどうしようか悩んだあげく(おれの悩みなどくもの巣にひっかかったたんぽぽの種のように貧弱なのだが)途中経過を書いてしまう軟弱。3冊のうち1.3冊くらい読んだところで、我を忘れるほど巧妙な仕掛けと絶妙な展開にぐいぐい引っ張られて、天気のイイ休みなのに金のしゃちほこすら見に行かず薄暗い部屋の中でコーヒーをすすりながら読み進ませてしまうレトリックにがんじがらめにされてしまうノーベル賞候補のうわさは何度も。賞など取らんでもいいわ。

ええい!勝手にさらせとばかりにページをめくるおもしろ。売れるわけだ。しかししかし、他の本も売れるべきだ、読むべきだ。人間形成、情緒の育成にとって有益なメディアは唯一「本を読む」だ、藤原正彦も言ってるだろう。ネットでもテレビでもましてやケータイでもない。

0.0000・・のあとに有効数字がつく日は遠いし、来ないと思う。

まだ読み足りないので人間ができていないわけで・・・

**********

さらに後日

2010年5月3日  読み終える (こんなはずじゃなかった)
なんていうんだろ、”3”の最後・・   
ぽっこりしてきたら「だだちゃ豆」じゃないのか?

”1”でさんざんテーマの奥のキーワードを散りばめたわりには・・
”2”でさんざん怖い思いをさせたわりには・・
このままではフラストレーションが溜まる。
早く”4”を出せ!



同じカテゴリー(ミーハーな読書)の記事画像
春秋山伏記 舞台
椿山課長の七日間
天国までの100マイル
カエルの楽園
pepe
Kindleで周平
同じカテゴリー(ミーハーな読書)の記事
 春秋山伏記 舞台 (2022-11-06 07:59)
 椿山課長の七日間 (2016-06-27 13:00)
 天国までの100マイル (2016-06-25 04:00)
 カエルの楽園 (2016-05-25 07:00)
 pepe (2016-04-11 22:49)
 Kindleで周平 (2013-06-05 12:00)


Posted by とーしろ at 17:05│Comments(6)ミーハーな読書
この記事へのコメント
一途な気持ちが一番よ・・・・・
Posted by あねごあねご at 2010年05月01日 17:40
【あねご様:二途を追うもの一途をも得ず・・か

イイ歳のオヤジは一途だけでは許してもらえそうも無い理不尽
Posted by とーしろ at 2010年05月01日 17:45
春樹さん、これでノーベル賞ととれるかしら。
Posted by あね at 2010年05月01日 18:19
【あね様:うーーん、もっと先にいかないと、なんとも。仮にとれても自分には何でとれたのか理解できない可能性が大きい。手強い。
Posted by とーしろ at 2010年05月01日 19:22
本もレコードも終わりがないですな。

木曜日、ベイシーの音聴いてきました。
何時もながら、あの迫力は快感です。
Posted by kaz at 2010年05月01日 21:37
【kazさま:これを書いたあと、逃げるようにJAZZばりばりの店に行ってきました。5年前のおぼろげをおぼえてくれてた喜び組。

村上春樹は手に負えません。
Posted by とーしろ at 2010年05月02日 00:30
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。