2009年10月11日

平成維新

平成維新

ずいぶん古い話になってしまったけれど、当時、かなり盛り上がった気が

したのはサイレントマジョリティの都市部のサラリーマン層だけだったのか。

雰囲気と会の名前だけ利用した立候補者のいい加減な姿勢で頓挫し、

仕舞いにゃ有名人に投票する有権者の愚かに矢尽き、刀折れ、槍はどこにも

刺さらず、ボロボロにされた平成維新。



言葉だけなら、最近の政治家は同じような単語は使う。使ってた。使ってる。

地方分権
財源の再配分
道州制
官僚支配からの脱却

「骨太」をタイトルに使う愚かはやめてほしいなぁ、と思ってたら表舞台からは

去ったけど。笑っちまったよ。根底にある思想や理念に対する、第三者が評する

のに使う形容詞だぜ。牛乳の名前じゃないんだからさ。




地方に真の活力を見いだし安定し、若者が自身を持って仕事をし家庭を持ち、

走り回る子供たちの歓声が聞こえ、老人が趣味をやりながら笑って暮らせる安心。

そんな暮らしが早く実現するように願いながら・・・・まだ読んでない藤沢周平を。



今日も大事な選挙がある。遊びに行く前に寄って行く事を。 ・・・・ぽちっと
平成維新


追記:
光り輝いていた時の平成維新の会が掲げた理念、政策案の中で民衆をその気にさせた骨太の思想は、今の政治の、マニフェストや無駄を省こうとする動きに深海深層水として流れていたんだと思える。その意味では選挙に惨敗しボロボロになったのではなく、陰ながら大きな足跡を残したと言えるだろう。 まったく同じ考え方ではないにせよ、交代した政権が正しく国民を引っ張ってていって欲しいと思う。

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Posted by とーしろ at 09:39│Comments(2)ミーハーな読書
この記事へのコメント
そうですね。
しかし、官僚の植民地は当分かわらないでしょう。
地域活性とか振興の美名はもう聞き飽きました。
そっとしておいてくれれば良い物を余計なことばかりする。
土建主導型から抜けられるのでしょうか。
Posted by あね at 2009年10月11日 20:44
【あね様:(またしても書き換えごめん)

20年前に、大きく改善できる機運が高まった時に、変えず仕舞いに終わったことを残念に思う一人です。あれからまたうねりながら混迷した。

有名人を利用する政党、有名人だから投票しちゃう有権者は、それは個人の自由だが全体に対する割合は少ないものであって欲しい。どこの国でもあることだが。

新しい政党が長刀を振り回していますが、それはそれで心配です。大前研一も、親方日の丸事業を急激に民営化することには、現状をみていままでの考え方を少し修正したようです。

それよりも今、起きてることは20年前に希望した変化、改革なんだろうか??「ゆるやかさ」も必要と思う。 毒と冗談とぶんまわしましたが、想いは、政治も、我々民衆も、たしかな眼を持ち安定したい一心です。
Posted by とーしろとーしろ at 2009年10月13日 06:42
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