2009年04月26日

経木

昔、おにぎりを包んだ「あれ」

自転車でやってくる納豆売りのパッケージもこれだった。
(でかくて量があり、粒の大きな納豆は美味かった)

肉屋でつかってた、お弁当の蓋などにも

今はなんと、あの大ヒットした「生キャラメル」の包装
にも使われてるんだとか、で、経木業界も潤っている、
協議をするほど、 かどうかは知らない。


wikiによれば、元はお経を書いた物で「お経の木」

おにぎりを包むのは殺菌効果があり、腐りにくいから。

納豆菌は死なない、うまく自然が共存してるものだと感心。


今も一般に販売している、500枚で3600円:fukuji.net
材は「杉」、今の時代に良心的な価格。弁当におしゃれだ
経木

佐藤経木工場さんの材は「赤松」  職人の高度な技で加工
伝統の技術はぜひ後世まで伝えて欲しいと思う
経木

経木には0.25mmくらいと1〜1.5mmくらいの厚さのものがあり

食品の包装には0.25mm


じゃあ、1〜1.5mmの厚いほうは・・・・・・

丸めて、くっつければ円筒形になる

やはり、食品を詰める弁当箱、わっぱ。よく出来たわっぱ
は蓋をして逆さにしても汁物が漏れない。タッパーウェアも
まっつぁおの加工精度、昔の職人はエライ。


秋田のわっぱ職人からメールで購入した本物
(とても親切にしていただきました)
経木
山をこよなく愛したおじいさんは、春から秋にかけて毎日のように
漆塗りのわっぱの弁当で「山通い」したもんだ。山菜どっさり。




これが、オーディオきちがいの手にかかると

こういうものになっちゃうこともある

経木





ある日、山で熊さんに出会ったおじいさんは・・・

かながら逃げてきました・・とさ

経木


長いけどクールに決めたぞ (どこがじゃ)

(なんちゃって、年配の庄内人にしか通じない「おそまつ」)



裏話:
最初「かながら」ってすぐに浮かんだけど、
「おい、標準語でなんて言うんだっけ?」 
(知っていたはずだが忘却のかなた)

「・・あたしも知らないわ」



ポチッとやってみれ!
経木


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Posted by とーしろ at 10:03│Comments(3)こしらえる
この記事へのコメント

伝統工芸の曲げわっぱが(笑
らしい発想です。
Posted by あね at 2009年04月26日 17:29

そういう由来だったんですね。
「キョウギ」って、どういう字なんだろうって思ってました。
勉強になりましたm(__)m
Posted by 酒やの嫁 at 2009年04月26日 17:44

【あね様:金属で作りたくなくて、これしか浮かばなかった。でも、木が優しく、減衰しすぎて音的には、おいらの失敗。

元のわっぱはどこにも加工してない。穴を空けた薄板は別に用意したし、伝統工芸を傷つけるほど勇気は持ち合わせてない。大事に持ってるし。
(いい訳ばっかしてる)




酒やの嫁さん:「かながら」を標準語でなんていうか・・・知ったのは結構歳くってからだったような気がする。まだ、結構需要があるようで、作る工場もあるようでほっとする。
Posted by とーしろ at 2009年04月26日 18:05
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