2008年07月08日
Jazz 小國雅香(おぐにもとか)
(上の写真はご本人のHPより)
音楽(聴く)の冒頭に小國雅香さん(Pf)をご紹介したい。
小國 雅香(オグニモトカ):
東京で数々のレコーディング、サポートメンバー、そして自己のグループで東京都内ライブハウス及びイベント等での演奏活動を経て2001年より故郷長崎に拠点を移し、九州を中心に多忙な日々を送っている。ご本人のHP、詳細とBlogは名前をクリックして欲しい。小國さんはオリジナルはもとよりスタンダードから新進作曲家の曲まで、時にJazz以外の題材まで取り上げて編曲する力量を見せてくれる、実に多彩な音楽性を持つ。プレイヤー仲間からの信頼も厚い。
とーしろにとってのJazz : 鶴岡銀座通りに「鶴岡NEC」なるレコード屋があった頃、マッコイタイナーやキースジャレット、秋吉敏子ルー・
(それをゆうたらこれから好きだっていう人に失礼じゃん、先生!)
(いや又八。小國さんは心の広いお方だぞ、わしの言ってることはとっくにお見通しよ)
(先生!サイン入りじゃござんせんか)(だれ宛かのーっ)(さーっ?shochanって?)
これを薦める : 長崎に拠点を移してから、異国情緒あふれる長崎のランタン祭りをモチーフにした「春節祭」。まず本来の構成である二胡バージョンはすすり泣く悠久のピッチベンドに貴方も「うるうる」ノックアウト。アコーディオンをフィーチャーしたアレンジは別な感じのサスティーンが哀愁をさそう。
この漢字の曲名がつけられた一連の長崎を表現したシリーズには「雪月灯」、「長崎春雨夜」という美しい曲が並ぶ。長崎の夜景に、ほのかに「雪」、「霧雨」が見えるようだ。是非、聴いてみて欲しい。 「雪月灯」はピアノのアルペジオで始まる静かな曲であるが、初めて聴いたソロの場合の印象と、半年後に聴いたSAXをフィーチャーしてでレコーディングされたアレンジはパワーが乗ってきて少し違う雰囲気が楽しめる。(事実、音川英二のSAXは炸裂した)
さらに、長崎県立美術館のオープニングに際し、音楽プロデュースを任され作曲した曲たちも新しいアイデアと叙情とが融合して聴かせる。その曲とLiveの様子はCDとDVDで確認できる。とーしろが好きなのは、ぞくっときた 「Passion Fruit」。リリカルで琴線に触れるような感覚は上等な一遍の詩を読むようだ。 時にはこの華奢な体格でどこからこのエネルギーが・・と思わせるパワフルな演奏も得意とする。
きっかけ : オーディオ雑誌に「Mr.Boujangles」という水橋ゴンさん(B)と田中裕士(Pf)のCDが紹介され、オーディオ的に音がイイというので気に入っていたが、演奏に耳を奪われた。 ある日、世田谷の小さなLiveハウスでその二人のLiveがあり、久々にライブハウスに行って楽しんだ。 そして休憩中に、大御所ゴンさんがおもむろに「CDいらんか!」と購入したのが、小國さんの「New Standard」。
そのCDがえらく気に入って何度も聴きなおし、そのうちにNETで彼女のHPにカキコ、ずうずうしくも直接メールするまでになってしまった。 そして、仕事の関係で5年前、九州に出張の際にグラバー園で初めてLiveを聴いて、ご挨拶までさせていただき、ますますファンになった。
その後、長崎と博多連荘Liveに行ったこともある。丹羽さん、ジンメイさん、舛井さん、元ミス長崎のchikaさんとさらに長崎のスタッフ、応援団と知り合う。
その後、小國さんが東京/新潟でのLiveと地域支援Liveを行ったときの川崎でのLiveにお邪魔した。 音川英二さんのテナー、ソプラノSAXが目の前で熱いパワー全開!
今年3月、福岡でのLiveで4年ぶりに再会する、ほんとに久しぶり。嬉しくてハイポーズ。Trb柴田さん、Dr中村さん、建築士石本、若手小牧さん、Voなほこさんと知り合う。(この写真は全員プレイヤーです、とーしろは写ってません)
新潟、小千谷市で災害あれば飛んで行き力付け、地元長崎の高校では生徒と一緒に演奏し、音楽家として出来る社会的貢献も忘れない。私、とーしろーごとき程度の言葉で/表現で紹介とは失礼千万であるが、「このピアニストはイイですよ」っていう熱意は伝わったろうか? まだまだ言い足りないが、興味を持たれたら是非聴いてみて欲しい。
ランキン押してちょうだい
ご本人のBlogに、オヤジが木に登るを通り越し、このまま天にも登っちまいそうな言葉が書いてあります。http://motoca.exblog.jp/d2008-07-10
彼女のScheduleの中でほぼ月1回のペースで欠かさず、長崎市内のLiveハウスを会場にジャムセッションを行っている。腕に覚えのあるアマチュアが(時には仲間のプロも?)集まって、小國さんを中心にバトルを繰り広げるのだ。 こういう機会に恵まれた長崎のアマチュアは幸せである。 刺激をもらい反省と工夫を繰り返すうちにまた腕を上げるだろうセッションは、またと無いJazz講座になっていることだろう。 かつ、プロにとってもアマチュアといっても相当の技術を持った人の演奏からヒントを見出すこともあるだろう。 いいなああ。
彼女のScheduleの中でほぼ月1回のペースで欠かさず、長崎市内のLiveハウスを会場にジャムセッションを行っている。腕に覚えのあるアマチュアが(時には仲間のプロも?)集まって、小國さんを中心にバトルを繰り広げるのだ。 こういう機会に恵まれた長崎のアマチュアは幸せである。 刺激をもらい反省と工夫を繰り返すうちにまた腕を上げるだろうセッションは、またと無いJazz講座になっていることだろう。 かつ、プロにとってもアマチュアといっても相当の技術を持った人の演奏からヒントを見出すこともあるだろう。 いいなああ。
Posted by とーしろ at 15:14│Comments(0)
│Jazz
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