2008年11月29日

黒川能 資料?

さあ、ひさびさの黒川能だ、徳兵衛
へえ、久しぶりでございます、だんな様
あれ?又八じゃないのか? ほんとの徳兵衛だ
又八は暇をもらうと言って出ていきやした、しばらく戻らんそうでございます
「はららご」食わさなかったことを根に持ってるな、あやつめ
佐知さんもいっしょでございます、太ももの傷がどうのと言っておりました
えっ!!!佐知が又八といっしょに・・・絶句!


黒川能 資料?

「黒川能・村からの報告」 読売新聞社山形支局 1975年発行

新聞社の鶴岡通信部の記者が独力で企画から取材までこなした連載記事を
まとめた本であり、地元の視点から役者の生の声や、黒川能をとりまく社会の
変化との対比をとりあげた貴重な内容である。

今年2月にこの本を入手したお相手がこれまた不思議な繋がりを持つのだった!
以下、この本を譲っていただいた方のメールを抜粋で。
********
九州の方が黒川能の書物をお読みになるとは、ふつう考えられませんから、
あるいは山形出身の方ではないかと推測した次第です。やはりそうでしたか。
それも由緒ある御家系の方で、黒川能には特に深い関係を持っておられると
はおどろきました。 小生は、今では関西に住んで四十余年になり、山形の黒
川村とはほとんど繋がりがありませんが、わずかに祖父が黒川村字山田の出
身で、私も結婚するまではそこを本籍としておりました。祖母は鶴岡の出でした。
********


今回は記事の中に紹介されている方たちの写真を特別サービス!
本の写真をカメラで写したので多少のゆがみはご容赦願いたい。
時代が時代ゆえ故人になった方が多いが、このとき若い方は今
中心になって活躍されていることと思う。

がんばれ!黒川  (あっくんも頑張れ)


宮司:釼持大和 (2升はいける 川端康成好き)
黒川能 資料?

上座三番叟:斉藤兵助 (所仏則)
黒川能 資料?

上座舞手:釼持松治 (後に先代の能太夫)
黒川能 資料?

上座笛師匠:五十嵐和夫 (調和の名人、夫人は能装束の繕い名人)
黒川能 資料?

上座舞手:釼持松兵衛 (鬘物得意、番組百番は舞える)
黒川能 資料?

上座狂言:釼持富男 (遅くから狂言をやったが黒川の狂言すべてこなす)
黒川能 資料?

上座舞手:釼持孝文 (若手リーダー、この時点で二十番はいく)
黒川能 資料?

上座舞手:五十嵐権治郎 (能のこと万能、剣道との共通性見出す、受験でも本番こなす)
黒川能 資料?

下座三番叟:清和政右衛門 (あがうまれっどおれがいぐぞ、さんばだもの、大きくやわらかな舞)
黒川能 資料?

下座小鼓師匠:蛸井孫右衛門 (東京公園で天才と誉れ高、鐘巻乱拍子)
黒川能 資料?

下座太鼓師匠:清和治郎助 (演能 千五百番越え 二千番目指す)
黒川能 資料?

下座地謡:清和 清 (85キロの巨漢)
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下座舞手:清和忠一 (杜若、竜田 得意)
黒川能 資料?

下座太鼓師匠:秋山孝記 (大ベテランながら満足したのは1,2番という謙虚 名人)
黒川能 資料?

下座舞手:蛸井 徹 (176cm長身 嵐山得意)
黒川能 資料?


2008年下座当屋を務めた庄右衛門家は親子3代で太鼓をやります。
太鼓の銘柄は”ROLAND” デジタルエフェクトを仕込んだハイテク太鼓 (うそだぁ!)


黒川能 資料?

黒川能 資料?


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Posted by とーしろ at 08:42│Comments(5)黒川能
この記事へのコメント

はじめまして。
最後の方・・・彼が高校生の頃はハンパなくかっこよくて!!みんなすごく騒いでました♪
生写真とかもでまわって大人気だった彼も、今ではただのおじさんになって当時の面影はなくなったと聞いていましたが・・・
まさかこんなところで(失礼;笑)30年ぶりに写真を見れるとは・・・
お礼にポチッと。
Posted by sena at 2008年11月29日 12:24

senaさま:あっそういう突っ込みがあるわけですな、この一連の記事を書くときは能のことだけ考えてるので日常の生活をふっと忘れてたりします。

黒川の血筋には美男美女が多いように思うのは私だけではないように思う。あっ、とーしろに黒川の血は流れていません。(だれだ知ってるってのは)誰か輸血して。そういう問題でも無い?
Posted by とーしろ at 2008年11月29日 13:58

黒川能には無知な私。でも。奥深いそれを知るのもいいな・・それにしても、麺の達人なのですね!とーしろさん!食べてみたいです
Posted by える at 2008年12月01日 09:47

える様:私も無知でした、だからこそ、親戚で当屋を受けるとき、能太夫と近づきになれた時、その一端を少しだけ知ったときに驚きと共に非常に興味を持ったわけでした。自分が生まれ育ったすぐ近所でこんなすごいことが500年以上連綿と受け継がれていたなんて・・・。

麺作りは達人でもなんでもないです。九州で「庄内ラーメン」食べたくて始めただけ。興味を持ったことには結構没頭する方ではあります。やってみたい人には拙い知識でもよければ伝授します。

次に庄内に行くときは「ラーメンパーティ」OFF会やろうぜ!協力者、参加者今から求む。
Posted by とーしろ at 2008年12月01日 12:21

はい!(挙手)     参加の予約したいです! (^^ゞ         地域の伝統はずーっと見守っていきたいものですね!
Posted by える at 2008年12月01日 15:27
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