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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2019年06月17日

セルマー吹き比べ

川崎まで出かけてセルマーのサックス3本を存分に吹かせてもらった。
稲毛海岸の美人店長がわざわざ部屋と時間をとってくれてつきっきりの圧力。

セルマーシリーズ2、シリーズ3、そしてお目当てのリファレンス ブラッシュドサテン。
3台ともいつも使ってるYAMAHA 82Zとは明らかに違う音、吹きごこち。

シリーズ2:抜群の安定感、これぞ王道のサックス、クラシック系でもJAZZ系でも広い守備範囲。深い。
シリーズ3:さらに明瞭、正確、2より改良された感じ。すばらしい。
リファレンス ブラッシュドサテン:ラッカー仕上げじゃない金属のダイレクト感、オヤジの求めるJAZZYなけだるさ、やんわり吹けばハスキーな女性の歌声のような色気、、、これだこの音が欲しい。







憧れを自分の傍に引き寄せるにはそれなりの覚悟と大きな判断を求められる。わざわざ時間をとってくれた美人店長との攻防。寄り切られるか、瀬戸際で徳俵に足を掛けながらうっちゃるか、、いっそのこと押し倒し、、耳にかかる店長の吐息。

61万7千円のプライスはそうそう簡単ではない。オヤジの葛藤は頑張ってるYAMAHAを大事にする約束と、おかあちゃんの顔がちらつくつらい展開。とうとう振り切って打っちゃりを決めた。リファレンス ブラッシュドサテンは次のサックス販売会の北海道に行ってしまうのでした。

泣きながら川崎から帰るオヤジの図。いけない世界の淵を覗いてしまった。



  

Posted by とーしろ at 04:00Comments(2)音楽(演る道具)