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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2017年03月17日

LED照明の事故

このBLOGに何度も載せたが、とーしろオヤジは自宅の照明器具をほとんどLED化してきた。
今朝の新聞で発火事故が数件、起きていると報道されている。







照明器具のガワ(ケースと引っ張りスイッチなど一式)は今までのものを使い、ランプだけをLEDに交換する方法ではあるが、はっきりしておかなくてはいけないことは、接続の仕方を正しくすることに限る。

一番、ありがちなのは蛍光灯器具がグロー式 (安定器という鉄の塊にコイルが巻いてあるやつとにしょこのようなグローランプがピカピカして蛍光灯が点灯するタイプ) の蛍光灯をLED蛍光灯に交換するとき、大体の人はグローランプを抜くだけでLED蛍光灯にしてしまうこと。

それでも点灯はする。しかし、安定器に分流する回路に電流が流れていて、本当の省エネになっていないし、安定器とコンデンサは、この場合は邪魔なだけ。



電子回路式の蛍光灯器具の場合はもっとややこしいものがついているので、電子回路はまるごと撤去するしかありません。LEDの100V端子に素直に交流100Vが印加されれば良い。何も変更しないでLED蛍光灯に替えると事故になります。


とーしろオヤジはどうしてるかというと、ガワと切り替えスイッチと小型ランプの回路は活かして、安定器とコンデンサ、グローランプの回路、電子制御のボックスは、切断するだけでなく外して取り去ってしまっている。本来、LEDに印加される回路だけ残す。


一番最新の改造は、台所の手元照明の20W蛍光灯だった。電子式回路で20W蛍光灯が明るさ2段に変化できるタイプを、LEDにした。2段の変化は必要がなく,スイッチの1段目と2段目は同じ明るさで、3段目は小さい「LEDのにしょこ電球」。 不要な電子回路は撤去している。 最初に、スイッチの4つの端子に順繰りテスターを充てて、1段2段3段がどのように変化するのか観察する。100Vだったり、どこかとどこかは50Vだったり、動きがつかみにくいが順列と組み合わせでじっくり探っていくとスイッチの各端子の役目が分かってくる。最終的に、LED蛍光灯に繋ぐべき線(端子)が分かる。回路図がないのでこうするしかない。



LED蛍光灯は、まっすぐタイプも丸形サーキュラインも4つの端子のあっちとこっちの2か所に100V電圧を接続すればよく、今まで蛍光灯を点灯するための余計な回路は無いに限るのです。

それがわかっていれば、改造は簡単。
事故もおきない はず。

もうひとつ言っとくと、LED照明のチップ自身は発光ダイオードなので直流で点灯する、チップにかける電圧も100Vではなくもっと低い。要するに、LED蛍光灯の形の中に交流を直流に変換し、電圧を下げて一定電流でLEDに印加する回路が内蔵されているのです。電球タイプも同じです。電球タイプに事故が起きないのは、元の白熱球を点灯する回路には、余計なものが最初からないからです。


自分でLED蛍光灯に替えた人は十分注意をされるべし、不要な回路は切断を。


ご幼少の頃、庄内弁で「にしょこ」とはなんぞやと思っていた。
燭光という明るさを表すがあったんですね。蝋燭1本が1しょっこう。


かえる しょこしょこ にしょこしょこ