保土ヶ谷の King of Joy ママがおしえてくれたのは・・・・
安藤広重の東海道五十三次、保土ヶ谷宿の帷子橋を渡る旅人たちの姿である。
数年前、アザラシのタマちゃんが川に顔を出して有名になった場所でもある。
この古めかしい建物に昭和より古い空気を感じた
「宿場そば 桑名屋」
東海道五十三次の絵にある「二八そば」そのものではないらしい
桑名出身の先々代の主人がここに蕎麦屋を開業したのは明治になってからだそうな
五十三次宿場の全部が書いてある下駄箱 イイ味出してます
ちなみにこの日、暑いのに履いていったエンジニアは「鳴海」にすっぽり
今の主人は宿場や東海道五十三次物が大好きで、知り合いの宮大工などに
相談しながら、古い材料を使った今の店を作ったのだそうだ。100年も経ってる
ように見えて実は案外新しい。
電話
メニューに「十四代」発見! 早速、冷めたいの二合とっくり
TRY&MORE工房のオヤジは粋な人で、「そばがき」「天ヌキ」を所望
天ぷらそばからそばを抜いた「天ヌキ」 なんという粋な「あすび」
いなか育ちのとーしろにはこういうセンスはない
「天ヌキ」の天ぷらはいわゆる天ぷらではなく、さかなのすり身を入れた別物で、
出汁は蕎麦とは違いマツタケの香りの薄味で良い冷酒のつまみになっている。
話を聞けば、奥様の出身は「羽黒山の麓」というので「それはどこかとたずねれば」
立川だそうです。主人は小学生に蕎麦打ちを教えたり、落語の会を催したり、なかなか
粋な方みたいです。
オヤジ二人は2段せいろを一段ずつ食べておなか一杯になり帰路につきました。
器にも年代とセンスを感じさせるこの店は、また改めて行きたくなった。
「宿場そば 桑名屋」
神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩井町21
TEL 045-331-0233
保土ヶ谷駅を降り、バスロータリーを正面に見て左の小路に入ってすぐ
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