こね工房-その6 庄内人、九州でチャーシュー自作

とーしろ

2008年07月13日 12:38

私はスライサーなる機械を持たぬゆえ、手で切るとこの面積のものはどうしてもある程度の厚さになる。肉の材料費だけで1枚100円になってしまうのである。 しかし、堂々たる姿を見てくれ! 九州のプロのラーメン屋に言いたい。 これを2枚入れたラーメンを俺に食わせてみろ! 
「直径12cmの厚切りチャーシュー」

今のおれは断ってやる! タバコ止めてから、メタボが気になって「肉はくわねえ」。  しかし、庄内人としてはやはり 「歯の隙間にはさまってどこにいったかわからないチャーシュー」 は許せないと言うことで「自作ラーメン道」は手を緩めるわけにはいかないのココロなのだ。で、ばら肉を縛り上げる兵器がこれだ。!!

「ウェポン」のわりにはカワイイ。

相手にとって不足はない、こいつだ!! 友達だった。 厚さ4cmx幅12cmx長さ30cmを巻き巻きする。傷口に塩を塗ると・・、でなく切り口に塩を塗ると生理食塩水と同じでくっつきやすいというのだが、塩を塗らなくてもいける。醒めるまで・・、いや冷めるまで糸をはずさなければ「びよーーん」と伸びたりしない。


フライパンで焦げ目つけーの


ねぎ、しょうが、にんにく、醤油、酒+砂糖、(隠しでウーシャンフェン弱弱)じっくり煮込みーの

煮込みーの 完成!(汁はスープに使わない、油を大半捨てて、冷凍し、次回の煮豚に使うのココロ)

このチャーシューの荒みじん切りと煮汁でチャーハンすると最高よ! 豚もいのししなるよ!  暖かいうちに糸をはずすと「びよーーん」と元気に伸びるのだ。処理に困ること請け合い。(こんなことを請合ってどうする?)

実は、このチャーシュー2枚づつのせたたラーメン6杯は、完成して出すそばから間髪置かず、客人の腹に納まって、写真がないのである。 Pizzaのときのようだ。できたそばから腹に納まる。 飛ぶように売れたのだ(金を取るわけではない) おれも1杯食った。
(肉食わないって言いながら食ったんだ、先生!)
(だまれ、又八、そちも一杯食っただろう!)
(食ってやせんって、あっしは蕎麦専門ですって。チャーシュー一切れ酒のつまみで馳走になりやんした)
(食えぬ男よのう、そちには一杯食わされた)



で、それでは読者が納得しないので、前のクールで作ったチャーシューをのせて、でかいチャーシュー麺と同じ日に作ったラーメンの写真でお茶を濁させてくれ。しかし、チャーシュー、メンマ、味玉、麺打ち、スープまでやれば気が済んだか?

まだ、納得してない。かつぶしと煮干は使うものの、味覇を使って出汁を作る今のやり方に、今現在(マンション暮らし)は仕方ないが、納得しないのである。 でも、もみじやガラ、とんこつ砕きはやりたくないな。 プロじゃねえし。 次回はメンマ、味玉、ワンタンあたりを連載で。


ランキン押してちょうだい

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